日光のスノーシューツアー専門サイト [Snowshoe.jp]
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ガイドツアーのご案内
企画主催:ペンションはじめのいっぽ
321-1421 栃木県日光市所野1541-2371  
TEL:0288-53-2122
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日光とスノーシューはベストマッチ

日光とスノーシュー

日光でスノーシューができるの?
首都圏からあまりにも近いために日光は雪のイメージがないのか、よくそのような声を聞きます。
しかし、日光にスノーシューが初めて導入されたのは今から15年以上も前のこと。冬の雪遊びと言えばゲレンデスキーやクロカンスキーしかなかった時代でした。
1998年の冬、ペンションはじめのいっぽはいち早くスノーシューに着目しコースの開拓に着手しました。
翌99年には宿泊者を対象とした初めてのスノーシューツアーを開催、大成功を収めました。現在は毎年100名以上のお客様に冬の奥日光を楽しんでいただいています。
ツアーガイドは四季を通じて日光を歩いている私、波多江(ペンションはじめのいっぽ)が務めます。スノーシューの技術はもちろんのこと、自然解説などをしながら歩きます。時には急斜面を登って降りるといった遊びもおこないますので、退屈知らずのツアーになるでしょう。
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多彩なスノーシューコース

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バスを降りたらそこはもうスノーシューのコース。
次のバス停まで行けばそこもスノーシューのコース。
日光のスノーシューコースはすべてバスを降りてすぐのところにあります。
完全にフラットなコースもあれば緩斜面や急斜面のコースもあるし、半日で戻れるコースもあれば一日がかりのコースもあり、体力や経験で自在に選べます。
気温は暖かい日ならプラス5度、寒い日でもマイナス5度くらいなので、スノーシューで歩くにはとても快適。首都圏から近いので雪のシーズンは短かいですが、快適な環境で楽しめるのが特徴です。

大自然を堪能

シーンと静まりかえった林の中は野生動物にとって貴重な生活の場。
警戒心の強い野生動物は人の気配を感じると林の奥深くに身を潜め、人前に姿を現すことはありません。
早朝、彼らはエサを探したり、排泄するのに雪の上を歩きます。姿を見ることはなくても、雪の上にくっきりと付いた足跡や残された糞によって、厳冬の中でも彼らがしっかり生活していることを知ります。
何か目的物に向かって真っ直ぐ付いている足跡はキツネ、数十センチも深く潜った足跡はシカ、半径10センチほどの円の中にまとまって4つの足跡があるのは野ウサギとリス。
こうして野生動物の足跡を探しながら歩くのは冬ならではの楽しみ方です。
日光は首都圏から3時間足らずで大自然を楽しめる絶好のエリア。林が多く野生動物の行動を観察できるのが魅力です。

日本を代表する自然の宝庫奥日光は、国立公園特別地域に指定されています。植物の採取はもちろんのこと、地面に落ちている木の葉や枯れ枝さえ持ち帰ってはいけないなど、管理は厳しく徹底されています。
ガイドを付けずに歩く場合はピンクや赤のリボン、ポールなどコースの目印に従って歩きましょう。

スノーシューはガイドといっしょに安全に。
日光とスノーシューの相性の良さがおわかりいただけましたか?
今まで説明してきたように、日光ほどスノーシューに適した環境はないといえるほど、快適な環境に恵まれているので毎冬多くの方が訪れます。
ただし、地図にコースがあっても雪に覆われるとどこを歩いていいのかわからなくなります。また、地形を熟知していないと雪崩におそわれたり道に迷ったりといった、命に関わるトラブルが生じます。夏のハイキングしか経験のない方にとって冬は危険と隣り合わせといえるでしょう。
はじめはガイドが主催するツアーに参加することをお勧めします。

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はじめのいっぽのスノーシューツアー誕生秘話

1998年、冬のフィールドを歩くにはクロスカントリースキー(XCスキー)しかなかった頃、初めて手にしたスノーシューでおそるおそる歩いたのが私(波多江)とスノーシューを結びつけるきっかけでした。ときおりすれ違うXCスキーの人から、“それは一体なんですか?”と言われることも度々ありました。
それはそうですよね! スノーシューが日本に入ってきてまだ間もない頃ですから。

夏のコースは熟知しているはずなのに雪に覆われると景色が一変しなおかつコースが見えないため、歩き始めてすぐに不安になりましたが泉門池らしき景色が見えたときはホッとすると同時に、深い雪の上を労せず歩けるスノーシューの威力に感動したものです。
これなら誰にでも楽しめると確信し、翌99年にはさっそくお客様とのツアーに取り組みました。といってもスノーシューに関する情報などどこにもなく、すべてが初めての経験ですので始めは湯滝から泉門池まで夏なら30分で着いてしまう短い距離をなんども歩いては、危険箇所の確認をしたり体温の上昇具合や発汗の具合、疲労の具合を自ら経験し、それらを頭の中にたたき込みました。
それらの経験から、このお客さんは何分歩いたら休憩すべきかといった個別の対応ができるようになりました。
ツアーがない日はコースの開拓に余念がありませんでした。夏道として指定されているコースはもちろんのこと、歩けそうな幅の木の隙間を見つけては行けるところまでいってみるという方法でコースを広げていきました。
いまでは平坦なコースから急斜面のあるコース、短い距離から長い距離のコース、野鳥がよく見られるコース、眺めのすばらしいコースなど参加者の体力や経験によってコースを使い分けるに至っています。

時には雪崩の現場に遭遇することがあります。雪崩は毎年同じ場所で発生する場合もあれば“おっ、こんな所で? ”と意外な場所で発生する場合もあります。
2010年2月末、数日前から気温が上がりその日は春めいた一日でした。昼食を食べているとき、近くでドドーンという音を2回、耳にし、これは雪崩に間違いないことを確信した私は音がした方角に急ぎ、音の正体をこの目で確かめました。
ひとつは雪崩の定番の場所ともいえる急斜面の麓を走る道路の幅一杯が雪崩に埋め尽くされていました。ここは私のツアーでは歩くことがないので差し支えはありませんでしたが、もう一カ所はコースに指定されている場所でした。
指定のコースは緩やかな斜面を横切るように設定されているのですが、コースの南斜面にあるポケット状の場所で発生した雪崩が廻りの雪を巻き込みながらコース上に達したのでした。

実はこの日のツアーは数日前からの気温の上昇でなんとなく嫌な予感がしたので当のコースはあえて通らなかったのですが、悪い予感は的中しルート上への雪崩という結果が生じました。
雪の量や降った時期、気温の変化によって、雪崩は場所や時期、大きさを変えて発生します。雪崩を予知するには私のように週になんども歩いて現場の状況を仔細に観察しないと困難ですが、近くに斜面があったらそこには近づかないこと。ガイドを付けないで歩くにはこれが原則です。
昼ご飯。これはツアーに参加する方にとって大きな楽しみです。私のツアーではみんなで同じものを食べるようにしています。
ツアー当日は1分たりとも時間を無駄にできません。トイレに立ち寄ることはしてもコンビニに寄って買い物をする時間はもったいない。それに参加者それぞれ違うものを食べれば終わる時間もまちまちなので、できれば一斉に食べ終わるようにしたい。
そこで時間の節約と昼食に要する時間を揃える目的で昼食は主催者が用意(参加費に含む)すべきだと試行錯誤を重ねて現在の手作りのサンドウィッチになりました。
では昼食はどこで食べるのかって? それはもちろん雪の上です。雪を固めてテーブルとイスを作り、雪のテーブルを囲んで参加者同士、和気あいあいとした雰囲気で食べるから、ひとりで参加する方も自然ととけ込めます。

スノーシューは国外メーカー数社から発売されていますが、私のツアーでは「モンベル」が扱っているアメリカATLAS社の製品を使っています。参加者に貸し出すのは普及版の製品ですがそれでも斜度30度もあるような急斜面を難なく登ってしまうくらい雪面への食い込みがよく、スノーシューの楽しさを存分に味わえます。
ちなみに私が愛用しているのはATLAS社の山岳用モデル。着用しているウエアやギヤも多くはモンベル製。モンベル製品はアウトドアで使うことを考えてよく研究されたいい製品です。

スノーシュー当日は移動時間を含めて5時間ほど、参加者と一緒に過ごします。その間、よく話題に上るのがウエアや靴のことです。冬のアウトドアは初めてという方が多いので、皆さんとても気にしているようです。そんなときは遠慮なくお尋ねください。私の経験から的確にお答えできるものと思います。